(↑の集合写真を撮る時、野花が寝てしまい不在です(笑))
ご縁あり、県内に本社のある日本エコル(https://jp-ecol.com/)という会社から真空管太陽熱温水器を導入させてもらう運びとなりました。
噂には聞いていたけれど、真空管タイプの太陽熱温水器は冬でも本当にお湯が温まります。
設置さえしてしまえば、あとはずーっと太陽エネルギーだけでお湯を作り続けてくれます。
これは、本当にすごい事です。
我が家の暮らしは革命的に変わったと言えるくらい、薪暮らしの家庭としては本当に助けになりましたし、化石エネルギーや電気でお湯を作っている家庭にこそ、ぜひ使って欲しいです。
自然エネルギーで年中お湯が沸く暮らしの豊かさをお届けしたく、設置の様子から使用状況までをお伝えしつつ、おススメしたいと思います。
設置は2019年の2月1日に、社長を含む3人の職人さんの手によって、アッと言う間に半日で形になりました。
途中、陽が照りだすと慌てて真空管をブルーシートで覆いました。
なんでも、中に水が入っていないで陽があたると真空管が割れてしまうそうです。
空焚きしたら割れるって、どんだけ能力高いんでしょうか!?
設置しながら、期待は膨らむばかりです。
この日は大体 曇空だったため、設置は陽が照った時だけ隠しながらと言う段取りで、作業的にはだいぶ楽だったそうです。
天気が良いと、真空管に水を入れながらの作業になるとか。それが屋根の上なら、なおさら大変です。
なので、この日は設置日としては最高の天気の曇り空、残念ながらと言うかやはり午後からの追い込みだけでは大して水温は上がりませんでしたが、、、
後日、久々にしっかり晴れたなーという2月の5日に、、なんと!
2月の上旬です。
真空管、すごい、お日様の光、すごい!
これだけ沸いてくれれば、すぐにでもお風呂に入れます。
あとそう、この真空管温水器にはオプションで電磁弁のコントロールと水量と水温をモニタリングできるモニターも取り付けることが可能なのです。
良い天気になるとこのモニターの温度を見に行くのが楽しみになりました(笑)
ちなみに配管と配線はこんな感じです。
(図面の写真は日本エコルのホームページより拝借!)
設置はDIYでもできたかもしれないですが、知らない配管使ってたり紫外線劣化防止用のテープやらモニターの配線の仕舞方やら、知らなきゃやれないことは多々ありました。
結果として、お任せしてよかったです。
写真がなくお見せできないのが残念。
しかし、2月の中旬の天気で70度超えのお湯をつくれるとは、文句なしの能力でした。
そんな訳で我が家、最近は1〜2日に1回はお風呂に入るようになりました。
夕飯の支度しながらでも、お風呂の準備してお湯を落とし、少し追い焚きしながらでないとすぐ冷めますが、本当にすぐ風呂に入れるようになったのです。
お風呂に入る日は四時ごろから2時間以上かけて炊いてた日々を思うと、薪の消費的にも時間のゆとり的にも革命でした。
お風呂場にお湯が出る事で良い気になった我々は、外と中の台所でもお湯が出るようにどうしてもしたくなり、みんなで台所周りと水回りに新たなお湯の配管と、ずっと傾いていた外キッチンの総取り替えと混合水栓の設置、ずっと壊れていた中キッチンの混合水栓も新調&設置し、各洗い場からもお湯が出るようになりましたー!
長年、どうにかならんかと思いながらも不便さに負けずにやり過ごしていた事が、ある日ふとした変化で全部整ってしまった訳で、数日間のうちに暮らしがかなり良い方に変わり ビックリしました。
家に水が届くまで、すごく距離のある井戸から引いている為、家に着く頃には水は凍らないまでもキンキンに冷えた状態で台所やお風呂までやってきていました。
なので、その水での皿洗いや野菜洗いは相当に指先に辛い仕事でしたし、冷えた水を沸かすのも相当な薪エネルギーを必要としていました。
真空管温水器の真空管は24本、貯湯量は240L。
240L全部を風呂に入れたら7〜8分目くらいです。
皿洗いなどに使ったらお風呂の湯が少なくなりますが、その辺りは良いように使って必要な分だけお風呂を炊けば良い話し。
夏場は沸騰するくらい湯が沸くのだはと思ってます。
皿洗いだけじゃなく、洗濯まで使ってもまたすぐ湧いてお湯を使い切らないのではないかと、、ワクワクしながら話しています。
我が家は皿洗いにも洋服洗いにも洗剤を使わないので、お湯で夏場最高に泥と汗で汚れる作業着を洗えたら、もぉ臭うことはなくなりそうです。
ああ、楽しみ、、、!
あまり消費を促進する活動は好きではないのですが、この商品は最高にオススメしたいので興味を持たれた方はhttps://jp-ecol.com/まで指を運んでみてください。
夏場の続編リポートを、楽しみにしていてください!
追記
3月9日、良い天気だったけど、まさかの80度越えに家族一同ビックリ。